ハーバリウムの瓶はどう選ぶ?初心者さんにはこれがおすすめ

ハーバリウムづくりにおいて、瓶選びはとっても重要です。

瓶の形によって作品の仕上がりイメージが変わるのがハーバリウムの面白いポイントではないでしょうか。

瓶に合わせて仕上がりをイメージすることも、作りたいイメージに合う瓶を選ぶこともできます。また、ハーバリウムの作りやすさも、瓶の形によって変わります。

そこで、この記事ではいろいろな種類のあるハーバリウム用の瓶の中から
どれを選べば良いか迷ってしまう方に向けて、
初心者さんにもハーバリウムを作りやすい瓶の形や、瓶選びの注意点をご紹介いたします。
 

 

また、瓶に着目し、ハーバリウム作品をピックアップしていますのでぜひ参考にしてみてくださいね!

ハーバリウムに使う瓶の素材は?

ハーバリウムの瓶

ハーバリウムに使う瓶はガラス製というイメージをお持ちの方も多いかもしれませんが、プラスチック製の瓶もあります。では早速プラスチック製の瓶と、ガラス製の瓶の違いを比べてみましょう。

プラスチック製の瓶
ガラス製の瓶よりも軽い、万が一落としても割れにくい、というメリットがあります。
ただし、プラスチックは傷がつきやすく、変色する場合があることがデメリットと言えます。

ガラス製の瓶
ハーバリウムに人気が高いのはガラス瓶です。
透明度が高く、水分、酸素を通さないため、ハーバリウムにぴったりです。

プラスチックよりもガラスの方が高級感を感じる方が多いのも、人気の理由かもしれません。

こちらの記事では瓶だけではなく、ハーバリウムに必要な材料についてまとめておりますので、併せてご覧いただけますと嬉しいです♪

ハーバリウムの瓶を選ぶときの注意点

ガラスやプラスチックの瓶なら何でもよいというわけではありません。初心者さんがハーバリウムの瓶を選ぶときの注意点をご紹介します。

いろいろな形の瓶

蓋で密閉できる瓶を選ぶ

蓋がしっかり閉まって、密閉できる瓶を選びましょう。

もし誤ってハーバリウムを倒してしまったり、持ち運んでいるときに傾いてしまったりしても液漏れの心配がないからです。

くるくると回して開け閉めするスクリューキャップが最も一般的でしょう。スクリューキャップには金属のものだけでなく、木のタイプもあります。

ナチュラルな雰囲気が出るコルク栓タイプの瓶も人気があります。

ハーバリウムにコルク栓を使いたい場合は、必ず防水スプレーなどで防水加工してから使いましょう。

コルク栓では密閉できず、ハーバリウムオイルが染み込んでしまうため、そのままでは使わないようにしてください。

花材とのバランスも考えよう

大きな花を封入したい場合に、花に対して小さい瓶を選んでしまうと、無理に入れ込むこととなり、花の魅力が十分に発揮されません。

しかし、大きな瓶を選ぶ場合にも、あまり大きい瓶を選ぶと全体のバランスをとるのが難しくなるため、初心者の方は注意が必要です。

封入したい花材とのバランスを考えて、瓶の大きさや形を選ぶと良いですね!

ハーバリウム用のオイルは無菌状態ですが、雑菌が繁殖したりやカビの原因となるため、新品の場合も消毒して使うようにしましょう!

ハーバリウムの瓶で人気の形は?

ハーバリウムの瓶にはさまざまな形があります。瓶選びも楽しみのひとつです。

円柱型

円柱型ボトル

縦長の円柱型の瓶は、ハーバリウム用としてはもっとも人気のある形のひとつです。

カーブがついていることで瓶がレンズのようになり、中の花などが膨張して見えるのが特徴です。

余白が多くないので、花を順に入れていくだけで素敵なハーバリウムを作ることができます。初心者さんにもおすすめです。

四角柱型

四角柱型

四角柱型の瓶も円柱型と同じく初心者さんにおすすめの形です。

円柱型と違い、オイルを入れても中の花が膨張して見えないので、作りながら仕上がりのイメージを付けやすいでしょう。

円錐型

円錐型ボトル

円錐型タイプも人気があります。

中の花が膨張して見える点や作りやすく、初心者さんにおすすめという点は円柱型と同じです。瓶の底が広くなっているのでより安定感がありますね。

フラスコ型

フラスコ型ボトル

ころっとした丸い形がかわいらしいフラスコ型には、全体に丸みがあるタイプや、前と後ろが平らのタイプがあります。

全体に丸みがあるフラスコ型のタイプは、瓶の形がかわいいだけでなく、中の花が膨張して大きく見えるため華やかさがアップします。

フラスコ型ボトル2

こちらのように平らな面があるタイプは、正面から見ると膨張していないそのままの花の形を楽しむことができますし、丸みのある横の方は膨張して見えるのが魅力です。

もし倒れてしまっても、転がらないというメリットもあります。

電球型

電球型ボトル

電球型も人気が高い形です。形はフラスコ型と似ていますが、電球を模していることでおしゃれさと面白さが加わっています。

デザインのイメージも膨らみそうですね。

ウィスキーボトル型

ウィスキーボトル型

横幅が広く、薄い形のウィスキーボトルのような形の瓶です。

見える面が大きいため、大きいの花をそのまま使用したり、余白をあえて広くとるなど表現の幅が広がります。

その他にも六角柱型や涙型などさまざまな瓶があります。ハイヒール型など変わった形のものもあるため、好みに合う瓶を探してみてください。

ハーバーリウムの瓶がおしゃれな作品を紹介します

ハーバリウムの作品を、瓶に着目してピックアップしてご紹介します。

まずは松原幸智子さん(@factorytrueheart)の作品です。

ハーバリウム作品1

円柱型の小瓶と高さのある四角柱型の瓶を使われています。

花の色合いがとてもきれいですね。

続いて、kouhei_mamaさん(@m.s__parfait)の作品から3点ご紹介します。

ハーバリウムデザイン2

ウィスキーボトル型の瓶を使用したこちらの作品。

花とフルーツのバランスが素敵です。

ハーバリウムデザイン3

こちらは“お正月ハーバリウム”ということで、紅白や、松、稲穂など縁起の良いものが入っています。

水引が干支の形になっているのも面白く、毎年の楽しみになりそうです♪四角柱の形の瓶にナチュラルな木の蓋がお洒落です。

ハーバリウムデザイン4

こちらはクリスマスハーバリウムです。ツリー型の瓶がかわいくてクリスマスにぴったりですね!

ご紹介した作品のように、ご自分の作りたいイメージに合わせた瓶を探すのも楽しいですし、逆に瓶の形からアイデアを膨らませることができるのも、ハーバリウムの魅力のひとつです。

ハーバリウムの瓶など材料がキットになっている通信講座が人気!

ハーバリウムのイメージ画像

ハーバリウムのことをもっと知りたい、素敵な作品が作れるようになりたいという方にはPBアカデミーのーバリウム認定講師資格取得講座がおすすめです。

通信講座では、数種類の形の異なるガラス瓶をはじめ、ピンセットやハーバリウムオイル、花材まで、講座に必要なアイテムがすべて揃って届きます。

教材がお手元に届いたその日から、講座のスタートが可能です。

通信講座のためmマイペースに進めることができるのもおすすめポイントです。子育てやお仕事などの合間にハーバリウム作りを学ぶことができます。

認定講師資格まで取れる講座なので明確な目標を持って学ぶことができるため、資格取得後は、ハーバリウム作家や講師の道に進むことも十分可能です。

PBアカデミーでは資格を取得された方の作家活動をサポートしておりますので、詳しくはこちらの記事をご覧ください。

TBS系列のお昼の番組「ひるおび!」でリポーターを務める 川添 永津子さんもハーバリウム認定講師資格を取得され、番組でも講座を紹介していただきました。

▼興味のある方はこちらの記事をご覧ください。

川添さんがなぜハーバリウムに興味をお持ちになったのか、資格を取得して感じたことなどをお伺いしました。

まとめ

ハーバリウムはお使いいただく瓶によって、同じ花材を使用しても作品のイメージが変わります。

瓶もデザインの一部だと言えるでしょう。

たくさんの種類の形や大きさがありますが、初心者さんにおすすめは、花材のバランスがとりやすい円柱型や四角柱型の瓶ですので、ご参考いただければと思います。

ハーバリウムを作るのに慣れてきたら、さまざまな形の瓶で作品作りを楽しんでください。

どんな形の瓶があるのかを探すのも楽しいですよ!