長方形の箱をラッピングしよう!基本の包み方と注意点は?

お誕生日や入学・卒業のお祝いのように大きなイベントのプレゼントはもちろんですが、プチプレゼントにも手抜きせずに素敵なラッピングをしたいと思いませんか?

ラッピングにはギフトバッグを使う方法もありますが、今回ご紹介するのは包装紙を使って本格的お包みするラッピングのやり方です。

知っておきたいラッピングマナーについても触れてますので、参考になさっていただければ嬉しいです。

ラッピング初心者のための長方形の箱の包み方

ラッピング初心者さんにとって、包装紙を使ってプレゼントをラッピングするのは難しいように感じると思います。しかし、ちょっとしたポイントを押さえることで、見栄えする仕上がりになるんですよ。


最初にチェックしておきたいのが包装紙の質感や特徴です。

紙袋や封筒に使われるクラフト紙は強度の高い紙質です。

クレープ紙の包装紙
クレープ紙

ひだ加工が施されたクレープ紙は、折り目が目立ちにくいので包み直ししやすいのが特徴です。

和紙の包装紙
和紙

和紙は日本古来の製法で作られていて洋紙にはない風合いがあり、高級感のある仕上がりになります。

不織布の包装紙
不織布

不織布はやわらかい質感が特徴のシートで、不定形のものを包みやすいです。

包み方や目的によって、適切な包装紙を選ぶようにしてください。

長方形の箱にプレゼントを入れる時の注意点

プレゼントを箱に入れる際に、できるだけ内容と箱の大きさが合ったものを選んでください。
詰めてみてすき間がある時は、緩衝材のエアーパッキンやクッションペーパーを入れると良いでしょう。



衣類などは直接箱に入れずに、薄紙で包んでから入れると汚れやシワを防ぐことができます。


また、ふたつきの箱に入れる場合は、ふたがつながっている面が表になりますので、プレゼントを入れる向きに注意が必要です。

ラッピング初心者さんにおすすめ!長方形もキャラメル包みで

ラッピングの基本ともいえる「合わせ包み」は、初心者の方でも長方形の箱を上手にラッピングすることができます。キャラメルの包み方と同じことから「キャラメル包み」とも言われています。

キャラメル包みは簡単に包めるだけでなく、必要な包装紙のサイズが斜め包みより小さくてすみます。

キャラメル包みのやり方を詳しくご紹介していますので、こちらの記事を参考になさってください。

キャラメル包みの慶弔マナー

気をつけなければいけないのが、贈る目的によって包み方を変えなければいけないことです。



お祝い事の慶事の場合は、箱の裏面で右側の包装紙が上にくるように合わせます。

長兄の箱のラッピングのやり方


しかしお悔やみ事の弔事の場合は、反対に左側の包装紙が上にくるように合わせなければいけません。


お包みの方法は、それぞれの地域や宗教によって異なることがありますのでご注意ください。

長方形の箱をラッピングするとき知っておきたい斜め包み

「斜め包み」は、きちんとした印象を与える包み方です。デパートの包装に使われるため「デパート包み」や「ラッピング包み」とも呼ばれています。


斜め包みはプレゼントを受け取った方が開けやすいというメリットがありますが、先ほど紹介したキャラメル包みに比べるとテクニックが必要になります。
かたい紙質の包装紙を避けて、折り目をつけやすい包装紙を選ぶことできれいな仕上がりになります。


斜め包みのラッピングのやり方は、こちら(←公開予定リンク)の記事にまとめていますので参考になさってください。

斜め包みの慶弔マナー

斜め包みもキャラメル包み同様、慶事と弔辞で包み方が違います。



箱を回転させて包んでいく斜め包みですが、長方形の箱を包装紙の長辺に対して斜めに置きます。
慶事のお包みの時は包装紙に対して左に傾けますが、弔辞のお包みは右に傾けます


お包みの方法は、それぞれの地域や宗教によって異なることがありますのでご注意ください。

ラッピングにアクセント!長方形の箱にリボンをかける方法

長方形の箱を包装紙で包んだら、リボンで装飾するとことでワンランクアップしたラッピングになります。
おすすめのリボンアイデアをご紹介しますので、参考になさってください。

長方形の箱をラッピングした画像
シンプルな包装紙とリボンに、造花の色彩やタグをプラスすると華やかになります。
長方形の箱をラッピングした画像
金色のリボンを使うとゴージャスな雰囲気が漂います。
長方形の箱をラッピングした画像
包装紙やリボンにダークカラーを使っても高級感が出ます。
長方形の箱をラッピングした画像
麻ひもリボンと包装紙の色合いでナチュラル感が広がります。

シンプルなちょう結びをしても、リボンの素材や装飾品の追加でラッピングの雰囲気が変わります。



リボンを結ぶのに不慣れな方は、柔らかい素材のオーガンジーや紐リボンを使ってみて下さい。しっかりとした結び目を作ることが出来るので、きれいな仕上がりになりますよ。


リボンの結び方については、更に詳しくこちらの記事にまとめています。参考になさってください。

長方形の箱のラッピングもおまかせ!おすすめの通信講座

長方形の箱をラッピングする基本のお包み方法をご紹介しましたが、他にもバリエーション豊かな技法で贈り物をお包みすることができます。
様々なラッピング技法を楽しく学んでみませんか。

長方形の箱をラッピングしている様子

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まとめ

長方形の箱を使ってラッピングする時は、しっかりと折り目をつけて箱と包装紙の間にすきまができないようにお包みするときれいに仕上がります。

また斜め包みは、ハンカチや衣類などの薄いお品物であれば箱に入れずにラッピングすることもできますのでお試しください。

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