「レジンでピアスを作ってみたい!」「せっかくレジンを始めたから、季節感のあるアクセサリーやピアスを作ってみたい!」と思っても、「まだ難しいものは作れないし……」と諦めている方はいませんか?
でも大丈夫!いくつかのレジンピアスの作り方に必要なポイントを押さえているだけで、初心者の方でも簡単に季節感のあるデザインのピアスが作れるんです。
今回は、これからの季節にピッタリなピアスを、初心者さんでも作りやすい形で作れるポイントを4つご紹介します。
目次
レジンで作ることが出来るピアスとは?

ひとえに「レジンのピアス」といっても、形やデザインがたくさんあります。
レジンのピアスの中から難易度別に5つご紹介します。簡単な行程も合わせてご説明しますので頭の中で制作工程をイメージしながらご覧くださいね。
難易度は基本のレジンパーツ作りやピアスの加工する際の作業を指すものですので、複雑なデザインにする場合はさらに難易度が高くなります。初心者の方は、シンプルなものから挑戦してみてくださいね!
モールドで作るレジンのスタットピアス
難易度★☆☆☆☆
キャッチピアスとも呼ばれる耳たぶに直接パーツが触れるタイプのピアスです。
レジンパーツを接着材やレジン液でピアスの台座につけるだけで出来るため簡単にできます。
ミール皿付き金具で作るレジンのスタットピアス
難易度★★☆☆☆
スタットピアス金具には、ミール皿と呼ばれるレジンを流し込むための皿がついているものがあります。レジンパーツを作るだけでピアスが完成するため、初心者の方には大変便利なアイテムです。
レジンが流れないように傾けずにスポンジなどにさして硬化をさせる必要があります。
レジン枠で作るスタットピアス
難易度★★★☆☆
レジン枠と呼ばれる金属製の枠を使ってレジンパーツを作り、スタットピアス金具に取り付けるピアスです。
この方法で作るピアスは、レジンパーツを作るためにテープで保護をしたりなど少し工夫を要するため、スタットピアスの中では上級編です。とはいえ、ペンチでの加工がないため簡単に作ることができます。
ここからは、いよいよペンチワークが含まれるピアスの登場です!早速見ていきましょう。
モールドで作るレジンのフックピアス
難易度 ★★★★☆
モールドと呼ばれるシリコン製の型を使ったピアスです。金具を通す穴が開くタイプのモールドを使用して、フックピアスを取り付けるだけで作ることができます。

レジン枠を使ったレジンのフックピアス
難易度 ★★★★★
レジン枠を使用したレジンパーツとフックピアスで作ります。レジン枠を使う場合はピンバイスなどを使用して穴をご自分で開ける必要があります。
固めた後のレジンはとても硬く、穴を開ける作業にコツが必要となるため難易度が高くなります。

レジンで作ることが出来るピアスはこちらの方法だけではありませんが、はじめてレジンを扱う初心者さんはこの5つの方法から始めてみると良いですよ。
レジンのピアス作りの材料をおさらいしましょう
みなさんピアスに使うレジンパーツの材料はご存知ですか?知っている方もこれから調べようと思っていた方も、ぜひこちらでおさらいしておきましょう。
ここでは簡単にご紹介しますが、レジンのハンドメイドに使用する材料をまとめた記事ご用意していますので、もっと詳しく知りたい方はそちらもチェックしてみてくださいね♪
では早速、見てみましょう。
<レジンのピアス作りに必要な材料>

①レジン液
②硬化用ライト
③ピンセット
④モールド(型)
⑤封入物
⑥ピアスパーツ
レジンのピアスを初心者さんでも上手に作る4つのポイント
レジンのオリジナルパーツから作るピアスは、同じように作っているようでもちょっとした配置の違いやパーツの反射する光の屈折によってひとつひとつが違ってきます。
LEDレジンアクセサリー認定講師
Haluさん

その違いが魅力となり、レジンのピアスが人気の理由のひとつとも言えます。レジンのピアスにはとても重要なポイントとなるパーツ作りについて4つご紹介しますね!
気泡の入りにくいレジン液を選びましょう!
レジンでハンドメイドを行う際に最初の課題と言えるのがレジンの中に入る「気泡」です。

気泡が入ったままライトを当ててしまうと、せっかくの透明感が損なわれてしまいます。
ゆっくり、慎重に作業することで気泡を防ぐこともできますが、初心者のうちはノズルにも着目して口が広すぎないタイプのレジン液を使うのも良いですよ。
シンプルな形のモールド(型)を選びましょう!
レジン液を取り扱う時は、充填の手順でも、型抜きの手順でも、かなり神経を使うものです。
季節イベントなどに合わせて複雑な形のパーツを作りたいと思われるかもしれませんが、型から抜く途中でパーツが割れてしまうこともあります。このような不安要素を取り除くためにも、最初のうちはシンプルな形のモールドを使いましょう。

丸や四角など、シンプルなものを使用しても封入物を工夫すれば、季節感のある華やかな作品が作れますよ。
デザインをシンプルにしてみましょう
ご自身で作るピアスはたくさんのものを詰め込んで、複雑なデザインにしたくなるものですが、実は引き算も大切なハンドメイドの技術です。あれもこれも詰め込んだおかげで粗削りな作品を作るよりも、シンプルにクオリティーの高い作品を目指しましょう。
上の画像の作品は、レジンパーツを作られた「彩羅~Sara Handmade resin~」さんの作品「3色シェルのポストピアス「彩春」」円形のレジンパーツがなんともナチュラル。封入したシェルがきらめき、華やかさを演出しています。
彩羅~Sara Handmade resin~さんのコメント
“埋め込んだシェルがレジンの硬化によってさらに光沢が出る特性を生かせるように、大きさと色合いを工夫して組み合わせました。心が彩られるような作品にしたかったので、ベースにさりげなくゴールドのラメを塗り、シェルはピンク、パープル、ホワイトの3色を使いポップな感じにしました。レジンにコーティングされたシェルが光に当たるとキラキラ輝きます。”
レジンのピアスへの封入物を工夫しよう!
レジンのピアスに季節の押し花を使う

レジンへの封入物として『押し花』があります。様々な種類の『押し花』を検討してみてください。春の作品であればミモザや桜、夏の作品であれば紫陽花を使ってみてはいかがでしょうか。クリアカラーのレジンに季節の押し花を封入するだけで、シンプルなシェイプでも季節感のある作品が作れますよ。
レジンのピアスに季節のモチーフを封入する

押し花以外でも季節感を出すことができます。メタルパーツなど、春であれば葉のモチーフや、イチゴ型のパーツ。夏であれば、金魚のパーツなどを使うとそれぞれの季節の雰囲気を出すことができますよ。
レジンのピアスに色数を絞り、季節に色を合わせる

初心者さんは、まずは使う色を絞るとデザインがまとまりやすいです。例えば、春であれば「黄色」や「ピンク」など、温かみのある暖色を。夏であれば、「青」を基調にしてみてはいかがでしょう。追加するパーツは白やゴールド、シルバーなどであれば全体の雰囲気を損ないませんよ。
ドライフラワーとパールの球体ピアス
こちらは、球型にレジンを充填した@kana_style_handmadeさんの作品「ドライフラワーとパールの球体ピアス」ころんとした形がとてもかわいらしいですね♪封入されているのはピンク色のドライフラワー。パールがあしらわれており、ピンクと白で華やかながらピュアな雰囲気に仕上がっています。
@kana_style_handmadeさんのコメント
”球体の真ん中にパールを一周、一粒一粒丁寧にレジンの中に閉じ込めました。”
▼そのほか、レジンピアスの作り方についてはこちらも合わせてお読みください!
まとめ
レジンのピアスについて理解が深まったでしょうか?
春は「花の形」、夏は「貝殻の形」や「星の形」など、複雑な形のモールドを使わないと季節感が出ず、素敵な作品が作れないのでは? というのは大きな誤解! 丸や四角、シンプルな形の金型を使用しても、工夫すれば十分季節感の溢れるピアスを作れることがわかりました。
PBアカデミーでは、技術を学べるのはもちろんのこと、他の受講者とSNS上やイベントで切磋琢磨したり、お互いにセンスを磨けるのが特徴です。「何か作ってみたいけれど、わたしに素敵なものが作れるかな?」という方も、ぜひ一歩踏み出してみてはいかがでしょうか? 憧れのレジンアクセサリー作家に一歩近づけるかもしれません。
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