UVレジン初心者向け!UVライトの失敗しない選び方

レジンのライト選びに悩んでいる方が意外と多いようで、「レジンアートやレジンアクセサリーを作ってみたい!」と思った時に、最初に立ちはだかるのがUVレジン液やUVライトの壁です。
いくつもの形や種類があり、LEDライトとLEDレジン液とどう違うかもわからない……という方も多いかもしれません。
今回は、UVライトとUVレジンの基本的な情報を徹底解説していきます。
目次
・UVレジン用のUVライトを使って作ってスマホケースを作ってみよう!
UVレジンに使うUVライトとは?
UVレジンに使えるUVライトにはいくつか種類があります。どのような種類や特徴があるのか、確認していきましょう。
ライトの形の違い
まずは形の違いです。
UVライトはジェルネイルにもよく使用されている道具で、箱型で手を入れる部分のあるライトがよく知られており、片手がすっぽり入る大きさのものが多く売られています。高価なものだと両手を同時に入れられるものも。このように、手を入れられるような「ドーム型」のUVライトがメジャーです。

安価なものだとペン型のUVライトもあります。ピンポイントにUVライトを照射することができますが、パワーが弱いので、レジンクラフトを作るには多少の不便さがあります。その分、仮硬化をさせてパーツの固定だけをしたい、という場合には便利に使用できます。
LED/UVライトは手のひらサイズで持ち運びも便利で、優れたライトです。

ライトの違い
次にライトの違いがあります。
UVライトのバルブが交換できる本体なのかが違いに含まれます。UVライトには寿命があり、いつまでも使えるわけではありません。寿命が切れてしまった際に、バルブの交換ができないライトだと、その度にライト本体まるごと買い直しになってしまいます。
交換が可能であれば、バルブのみの交換で引き続き使用が可能です。
LED/UVライトはバルブの交換が不要です。

UVライト(ドーム型)のメリットとデメリット
一度に多くの作品を硬化することができるのがドーム型のUVライトのメリット。
UVライトには9Wと36Wの2種類がありますが、これから購入を考えている方には36WのUVライトをおすすめします。9WのUVライトの方のが36Wのものに比べて価格が安いのですが、レジンが硬化するまでの時間が長くなってしまうからです。
UVライトのデメリットは、先述したようにライトの交換が必要な事。ライトの交換ができないタイプのUVライトですと、ライトの寿命と同時に買い直しになってしまいます。
ドーム型のUVライトは大きさもあるため、持ち運びや収納の面で不便を感じてしまうことも。
LED/UVライトのメリットとデメリット
LED/UVライトのメリットは、LEDレジンもUVレジンも硬化することができるハイブリッドなこと。
またライトの寿命が長いため、ライトを交換する必要がありません。
LED/UVライトはUVライトに比べてレジンの硬化が速いのと、ライトの脚を畳んでもライトの光を妨げないので、あらゆる角度からライトを照射できるます。レジンの硬化不良が少なく時短にもなるので、作業効率がアップします。

持ち運びにも便利で、電源が取れない場所でもモバイルバッテリーがあればレジンの作業ができます。
作業場所を選ばずに使えるのもLED/UVライトのメリットといえます。

しかしコンパクトサイズなので、一度に多くの作品を硬化できないというデメリットもあります。
▼レジンに必要な道具についてはこちらの記事をご覧ください!
レジン用UVライトとLEDライトの違いとは?
レジンクラフトに使うUVライトとLEDライトにはどのような違いがあるのでしょうか。似た物なのかな?と思ってしまいがちですが、それぞれ明確な違いがあります。混同しないように、覚えておきましょう。
UVライト・UVレジンの特徴
UVレジンは紫外線(UV)で固まるレジンで、そのため太陽光を使って固めることも可能です。ただし、時間は数十分〜数時間とかなりかかりますので、LEDライトを使用したほうがスピーディーに仕上げられます。
また、UVレジンはLEDレジンと比べるとやや硬化に時間がかかるのですが、その分収縮がLEDレジンよりゆっくり進みます。
▼UVレジンについてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事も合わせてご覧ください!
LEDライト・LEDレジンの特徴
LEDレジンは新しいもので、LEDライト(発光ダイオード)を使用した照射器で固まるものです。UVライトとはそもそも照射される光の種類が違います。
LEDレジンの特徴は透明度の高さです。封入したビーズや押し花がきれいに見え、透明感のある作品を作ることができます。硬化のスピードはUVレジンに比べて早く、UVレジンが3分~5分程度かかる場合でもLEDレジンでなら1分ほどで硬化できます。
立体的なオブジェなどの作品や、屋外・窓際に置きたい作品を作るならLEDライト・LEDレジンを選ぶのが良いでしょう。
このように、UVレジン・UVライトとLEDレジン・LEDライトにはそれぞれ違う長所があります。自分の作りたい作品に合わせて、適したレジンを使用するとよいでしょう。


▼LEDライトを使ったレジンアクセサリーの作り方を知りたい方はこちらの記事をご覧ください!
UVライト・UVレジンのオススメの用途とは?
前項でのUVライト・UVレジンの特徴をまとめると、下記の様な場合にUVレジンが向いていることがわかりました。
UVライト・UVレジン初心者におすすめなのが、透明なスマホケースを使用した「オリジナルスマホケース」です。
UVレジン用UVライトを使って作ってスマホケースを作ってみよう!
スマホケースは、スマホに取り付けるに当たって、決して歪ませたくないもののひとつですよね。
平らで面積の広いスマホケースは、UVレジン・UVライトで作れば歪みを起こしにくく綺麗に作れます。今回は、簡単にかわいく作れるスマホケースのデザインを紹介します!
UVレジン用UVライトで作れるおすすめのスマホケースデザイン
押し花で簡単可憐なスマホケース

<材料>
・UVライト

・透明なスマホケース

・押し花

・ピンセット

・UVレジン液

・平筆またはヘラ

好みのストーンやシールなど

<作り方>
1:スマホケースに筆でUVレジンを塗り広げます。ムラなどは気にせず、スピーディーに広げましょう。
2:ピンセットを使い、押し花を配置していきます。
3:UVライトを使って一度硬化させ、押し花を固定します。スマホケースの入りきらないUVライトをご使用の場合は、下半分・上半分と分けて硬化させると良いでしょう。
4:再びUVレジンを押し花の上から筆で塗っていきます。
5:ストーンやシールを乗せる場合は、このタイミングでピンセットを使い乗せていきましょう。
6:再び硬化させたら完成です!
世界でひとつの自分好みのスマホケースが完成しました!

スマホケースだけでなく、レジン用のシリコンモールドやフレーム枠(レジン枠)を使い、レジンの中に押花やビーズ、天然石などを封入すれば素敵なレジンアクセサリーを作ることもできます。
▼UVレジン・LEDレジンを使ったピアスの作り方はこちらの記事をご覧ください!
▼作った作品を販売する方法も合わせて知りたいという方はこちらの記事をご覧ください!
レジン作品をもっと学びたい方におススメの学習法とは?
これからレジンでアクセサリーを作りたいと思っている方で、今はレジン未経験だったり初心者さんでも、「ハンドメイド作家」「レジン講師」になれたらなぁと思われている方や、更にレジン技術を向上させたい方におすすめの学習法があるんです!
レジンに必要な道具や材料、テキストもついた充実のキットで届くので、レジンの道具や材料を準備しなくてもすぐに講座が進められるのも魅力です。
もちろんキットに入っているUVライトは、UVレジンもLEDレジンも硬化するハイブリッドタイプのLED/UVライトです!
課題を提出して合格すれば認定講師の資格も取得できます。
レジン作品を作っていく中で分からないことがあったらどうしよう?不安に思われる方もいるかと思いますが、無制限で質問のできる万全のサポート体制で、レジン学習を応援するのがPBアカデミーの通信講座です。

レジンアクセサリーを作りたい方におすすめなのは
お花を使ってレジン作品を作りたい方におすすめなのは
UVライトのまとめ
UVレジンには、LEDレジンとも違う特徴があり、長所があることがわかりました。特にスマホケースなど平らなものを作りたい場合、UVレジン・UVライトは欠かせません。
自分の作りたいものの用途に合わせて、上手にUVレジン・UVライトを使い、素敵な作品を作っていきましょう!
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