【初心者OK】レジンでハンドメイドを始めたい!必要な道具と種類を徹底解説

眺めるだけでも楽しいレジンで作られたハンドメイド雑貨やアクセサリー。キラキラして美しく、販売ページを見ていたらついつい時間が経ってしまっている……ということもあるのではないでしょうか。でも、見たり買ったりするのはもちろんワクワクしますが、自分で作れるとなったらさらに心踊る日々が待っているのではないでしょうか?今回は、初心者の方でも安心のレジンで作るハンドメイドについて解説していきます。
目次
○初心者の方でもチャレンジレジンで作るハンドメイド作品とは?
○まとめ
ハンドメイドの中でも人気の高い「レジン」とは?

レジンアクセサリー、レジンクラフト、レジンフラワーなど、ハンドメイドの言葉の中でも耳にすることの多い単語「レジン」。キラキラと透明感があって美しいこのレジンは、簡単に言うと「合成樹脂」のことなのです。
「樹脂」とはもともと、その字の通り、松ヤニや漆など、樹から滲み出て固まる性質のある樹液のこと。ハンドメイドで使用するレジンは、そのような樹液と組成は違うものの、「固まる液体」という性質を似せた人工的な樹脂なのです。
ハンドメイドに使われるレジンには種類がいくつかあります。よく使用されるものとしては、エポキシレジン、UVレジン、LEDレジンなどが挙げられます。それぞれ、透明度や固まりやすさ、費用などに特色があります。自分がどのような作品を作るのか、そして自分にはどのようなレジンが使いやすいと感じるのかを考えながら選ぶと良いでしょう。
「レジン」を使ったハンドメイドの種類って何があるの?

ハンドメイドアクセサリーによく使用されているレジンですが、その他にも様々な用途に使えます。レジンを使ったハンドメイドの一例を紹介します。
レジンアクセサリー

レジンで作れるアクセサリーは、イヤリング、ピアス、指輪など小さめのものから、ネックレスやペンダントなど大きめのもの、またヘアゴムやバレッタなどヘアに使うものまでたくさん。
また、キーホルダーやチャームなど、バッグにつけるアクセサリーも作ることができます。
レジンを流し込める金型(台座)や、オリジナルのパーツが作れるシリコン型を使って好みのデザインのものが作れます。初心者の方はシンプルな形や、小さめのものから作り始めてみてはいかがでしょうか。
レジンクラフト
アクセサリー以外にも様々な雑貨が作れるレジン。

初心者の方にオススメなのは、小さめのレジンで作るボタンです。カラーのバリエーションを増やせば、オリジナリティたっぷりのボタンが作れますよ。そのボタンを使ってオリジナルシャツやアクセサリーを作ってみてはいかがでしょうか?
少しレジンクラフトに慣れてきた頃なら、ピルケースや缶ペンケースのフタ部分をレジンで装飾するクラフトに挑戦してみてはいかがでしょうか。少し大きめのパーツを貼り付けることもできますので、まるで絵画のように自分のセンスを発揮できますよ。
自分が普段使うものをレジンで作りたい!という場合は、ガラスやプラスチックのトレイにレジンで好みのものを封入した、アクセサリートレイはいかがでしょうか。透明感のある土台にレジンや封入した素材が閉じ込められキラキラと輝き、日常を彩ってくれますよ。
レジンフラワー

レジンで作れるハンドメイドには、「レジンフラワー」というものもあります。レジンフラワーは、押し花とレジンを使用し、キャンドルや雑貨などにフラワーアートを施す技術のこと。
レジンフラワーで作れるものの例としては、押し花のスマートフォンケースがあります。プラスチックのスマートフォンケースをベースに、レジンフラワーの技術で押し花を封入すると、無機質なスマホケースがパッと華やかに、可憐な印象になります。押し花の種類や並べ方で印象がガラッと変わるので、何個も作ってみても良いかもしれませんね。
「レジン」を使ったハンドメイドに必要な道具はなに?
レジンを使ったハンドメイドには、いくつか専用の道具が必要です。とはいえ、入手するのに難しい道具ではなく、揃えやすいものばかりです。自分の作りたい作品に応じて、道具を用意していきましょう。
レジン液

ひとことにレジン液と言っても、数多くの種類があります。自分が作りたい作品に応じて適したレジン液を選択してみましょう。
LEDライト

LEDライトは、LEDレジンを固めるためのライトです。出力や形、大きさはいくつか種類があるので、自分の作りたい作品のサイズに合わせて選んでみてください。
また、PBアカデミーのレジンクラフト、LEDレジンアクセサリー、レジンフラワー講座に申し込めば、教材キットの中に最新型のLEDライトが含まれているのでオススメですよ。
着色剤

レジンに、色をつける専用の着色剤が売られています。違う色のものを混ぜたり、マーブル模様を作るというテクニックも。紫とオレンジで夕焼けの絶妙なグラデーションを表現する……ということも可能ですよ。
ピンセット

ピンセットは、封入物を配置するのに使います。手に馴染む、使いやすいものを用意しておきましょう。
つまようじ

つまようじは、封入物を微調整したり、気泡を抜くのにあると便利です。
手袋

手にレジン液がつかないよう、ビニール手袋を用意してから作業を始めましょう。
マスク

研磨の作業をすると、細かい粉塵が発生します。粉塵を吸い込まないよう、マスクをして作業しましょう。
封入物

レジンに封入するパーツ類は、乾燥しているものであればなんでも封入できます。押し花やラメ、ストーンやシェルなどが一般的です。オススメできないのは、水分の含まれている生花や果物です。封入後に劣化する可能性があるので使用しないようにしましょう。
レジンフラワーを作る場合は、土台に合わせて大小色とりどりの押し花を使うこととなります。自分の好み、作品に合うような様々な種類の押し花をあらかじめラインナップさせておくと作業がスムーズに進むでしょう。
シリコンモールド

シリコンモールドは、シリコン製の型。レジン液を充填して硬化させるために使います。その後、型抜きを行えば様々な立体物を作れますよ。形は、丸や四角、星型、鉱石型、貝殻型など多岐に渡ります。まずはシンプルな形の物から作り始めるのがオススメですよ。
ミール皿

ミール皿は、金属で作られた小さなプレート。パーツを貼り付けたり、直接レジンを充填して硬化させることで、レジン作品を作れます。ネックレストップや、ブローチなどに使いやすいパーツです。
アクセサリーパーツなど

作りたいアクセサリーによって、ピアスであればフックなど、金具やパーツが必要になります。金具にもカラーが数種類あるので、好みに合わせて選択しておきましょう。
土台、フレームなど

レジンクラフトやレジンフラワーを作る場合、すでにある雑貨やフレームなどを土台にしてレジンで装飾を行う場合があります。
初心者の方でもチャレンジレジンで作るハンドメイド作品とは?
初心者の方は、「まだ難しいものは作れない……」と考えてしまうかもしれません。でも、下記のポイントに留意すれば、初心者の方でもレジン作品を作りやすいです。ぜひ参考にしてみてください。
小さめサイズの作品を作る
初心者が大きめのサイズの作品を作ろうとすると、少しちゅうちょしてしまうもの。気泡をうまく取り除いたり、封入物の偏りを無くさなきゃ……と気になってしまいます。大きな範囲を研磨するのも慣れていないと一苦労。
レジンにまだ不慣れな時は、小さめサイズの作品を作るのがオススメです。慣れてきてから、少しずつ大きなサイズのものを作り始めてみましょう!
シンプルな形の作品を作る
シリコンモールドは多種多様な形があります。ついつい複雑な形のものを使いたくなってしまいますが、まずは丸や四角など、シンプルで浅い形のものから始めてみましょう。気泡を簡単に抜けるようになったり、シリコンモールドから上手に型抜きするのに慣れてきたら、複雑な形のモールドにもチャレンジしてみてください。
ミール皿を活用する
シリコンモールドからうまく型抜きするのが苦手……という方は、ミール皿などの金台に直接レジンを充填し、パーツを封入するのがオススメです。型抜きや研磨の手間が省け、簡単にペンダントトップなどが作れますよ。
レジンで作るハンドメイドのデザイン5選
レジンでのデザインはあなたのセンスで自由自在!素敵なデザインをご紹介します。
こちらは、丸やひし形のプレートにレジンで押し花やパールパーツを封入したもの。くすみカラーのベースにホワイトフラワーを合わせて、クラシカルで可憐な印象となっています。
チューリップ型の小さなモールドにレジンを充填し、ラベンダーカラーの押し花を封入したもの。夏にぴったりの涼やかなデザインです。
こちらはnonmi〜N’s espoir〜さんの作品。シンプルな円形でも、色使いと封入するパーツによって印象がガラッと変わります。普段使いしやすい大人可愛いデザインですね。
こちらはlindisima/じーこさんの作品。まるで本物のドロップのようなモチーフがキュート!偏光カラーでオーロラのような輝きも幻想的で素敵です。

こちらはtomoさんの作品。イニシャルモームドでに、色とりどりの押し花が封入されています。カラフルながらドライフラワーが効果的に使われており、まるでお花畑のよう!
レジンに纏わるおすすめハンドメイド講座は?
PBアカデミーでは、レジンに興味がある方向けに複数の講座がございます。どの講座にも、すぐに作品が作り始められるよう、LEDライトなどが含まれた教材セットが用意されています。
自分がどんな作品を作りたいかイメージして、講座選びをしてみてくださいね!
LEDレジンアクセサリー
レジンで、ペンダント、ネックレス、イヤリング、ピアス、リング、キーホルダーなど、数多くのアクセサリー作りを学べる講座です。
レジンで作るハンドメイドの技術中でも、特にアクセサリーに特化して技法を習得できます。教材キットにはアクセサリーの金具も含まれていますよ。
レジンクラフト
この講座では、レジンクラフトの技術を包括的に学べます。学べる技術は、デザインシート・シリコンモールド・マニュキュア・シール技法・マーブル技法など多岐に渡ります。
レベルの高い技術も学べ、もし分からないところがあっても問い合わせサポートがあるため安心です。
レジンフラワー
レジンフラワーは、押し花アートとも呼ばれる技術。押し花とレジンで、色々な土台に装飾を施す技術です。スマートフォンケースやキャンドル、アートとして額に入れて飾る作品も。
押し花を自在に操った作品作りで、隠れた芸術性が花開くかもしれません。
まとめ
透明感が美しく、不思議な魅力を放つレジン。レジンを使ったハンドメイドは、思ったより難しくなく気軽に挑戦できそうです。「不器用だし作れないかも……」などと気にせず、ぜひレジンのハンドメイド作品作りの世界に飛び込んでみてください!
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